イリス日記(26)：プレイ終了

竜のつのが手に入ったのでようやくバトルタキシードが調合できる。





はぁ～、ビオラはいつ見ても癒されるわ～。


隠しダンジョンのほうはおうごんのぶたも倒せたし原初の剣も発見できた。
他の調合もあらかた出来てたのでアイテム図鑑がやっと完成。





おうごんのぶたが持っている9種のアイテムは図鑑とは無縁らしい。
これで月と星の宝玉が手に入ったので後はビオラに調合してもらうだけだ。





全アイテム収集終了。ほんと俺お疲れさん。


これで気になるイベントなどは全部終わったかな？
おうごんのぶたのアイテムはブレア貴族ぱんつとビオラ勝負ぱんつしか取ってないけど
次のおうごんのぶたが出てこなくなったのでやる気がなくなった。

以上をもってイリスのアトリエを終了としまーす。



はふ～、疲れた。
まさかこんな大外れなゲームだとは思わなかったよ。
何もかもが悪いってわけじゃないんだけどな。ちょっと書き出してみるか。


良い点
・音楽
これは文句なし。曲単体として見ても良いレベルでまとまっているし
従来のアトリエの雰囲気を感じさせる作りになっていると思う。

まさかアンサガ中毒の俺が「曲は良いんだよ曲は」的な評価を使うことになるとは…orz


・キャラ
ビオラ最強伝説。ブレア次点。リイタは越えられない壁を5枚ぐらい隔てて最下位。
ヴィラとヒュッテの姉妹は立ち絵あったらもっと化けたかも。
クレインは俺主人公TUEEE!!!、的なキャラじゃないけどその辺りが
ヒロイックファンタジーにありがちな主人公像とは一線を画してて好印象。
ただし設定に関してはメアリ・スー。

好き嫌いとは別にして、ちゃんとキャラは立ってて良いね。
しかしマレッタは戦闘でもイベントでも激しく空気ｗｗｗ



微妙な点
・調合関連
同じ名前のアイテムでも材料によって出来が違うという以前のシステムは
各店でやる調合に丸々そっくり移行してしまった印象。
そして変化するのは店の評価情報だけで、性能には明確な影響が見受けられない。
クレイン自身がやるマナ調合に至っては毎回同じものが出来るんで単なる作業だが
移動中でも戦闘中でも調合できるのだから細かい部分は導入しづらかったのかもね。

魔法屋が歴代アトリエの工房に近いと思うがビオラは錬金術師じゃないからなぁ。
このゲームはアトリエと思ってやってはいけないな。
そう、例えるならガンダムシリーズにおける機動武闘伝Gガンダム。



悪い点
・ストーリー
つまらん、の一言。
構成も最悪で、以前にお使いRPGと書いたように
メインのお話をぶった切ってどうでもいいイベントが強制で入り、
そのせいでそれまでどんな展開になっていたのか見失いやすい。
つまらんストーリーが更につまらなくなっていくという見事な相乗効果。

古本屋で100円のマイナーライトノベルでも買って読んだほうが絶対に面白い。


・戦闘全般
各アクションによるマップ探索とランダムエンカウントの組み合わせで
敵と戦闘している時間的比率がとても高い。長い時間同じ場所に縛りつけられる。

肝心の戦闘は全体的にもっさりとしてテンポが悪い。
そして何よりイライラさせるのは敵のガッツとブロッキングの発生率が異常の域であること。
これらのスキルを持っている敵が出てくると非常に時間を取られることになる。

おまけに逃走はほぼ成功しない。コマンドにあるだけの無駄行動。
ちなみにおうごんのぶた撃破までに逃走が成功したのはたった2回のみで、
平均Lv50を越えててもぷにぷに一匹相手に逃げられないとかどうかしてる。
もちろん敵の逃走は成功率100％。死ね。



RPGに最も重要なストーリーと戦闘の二点が共に最悪というお粗末クソゲー。
かれこれ十数年ゲームやってきてここまでのクソゲーを経験したのは初めてのこと。
このゲームはユーザーに「如何にして長く遊んでもらうか」ではなく、
「如何にして長くやらせるか」を追求したゲームと言っても差し支えない。
だから無理やり余計なイベントをやらせる。無理やり敵と長時間戦わせる。

攻略情報使ってもいいからもう一度やってと言われても絶対に断固拒否する。
リーズのアトリエでさえ5周は軽くクリアしている俺でも無理！！





はー、エターナルマナ2やりたくねぇなぁ……